外観検査事業
画像検査が難しい製品の目視検査や、人員不足の問題を解決。
課題に合わせた検査体制を構築します。
検査業務でよくあるお悩み
コスト・品質・納期
- お客様の厳しい品質要求に応えたい。全数検査に対応したい。
- 短納期での対応が必要、検査品質を落とさず、無駄なコストを抑えたい
人員不足
- 検査業務の負担が大きく、本業(品質管理全体の業務)に支障が出ている
- 人員を増やしたくても、短期間だけ必要なため正社員採用は難しい
短期的な問題
- 突発的な検査機器の故障で、急ぎの対応が必要になった
- 新しい製品ラインの立ち上げに伴い、一時的に検査要員を増やしたい
外観検査の精度
- 自社の画像検査ソフトでは反射率の高い基板製品が良品なのに不良判定されてしまう
- 目視検査でないと確認できない部分があるが、検査員のスキルにばらつきがある
検査業務に貢献できる3つのポイント
Point01
画像検査が難しい製品の目視検査が可能
アルマイト処理製品はもちろん、反射率の高いガラス製品やプリント基板製品の検査実績が豊富であり、画像検査装置では難しい製品検査を高精度に目視検査します。
経験豊富な検査員が全拠点に10名以上配備。機械では対応できない微細なキズや異物も見逃しません。

Point02
コストパフォーマンスの最適化
自社での検査設備投資よりも、低コストで即戦力を確保することが可能です。
また、長野県、栃木県、群馬県、新潟県にグループ会社の拠点を構えており、配送コストのメリットが高いエリアで検査を行うことができます。
必要な期間やラインだけに検査員の派遣ができるため、無駄なコストを抑えます。

Point03
検査員を貴社へ派遣、安定した検査体制を構築
各拠点で製品を預かり検査をすることはもちろん、人材派遣業の資格を有しているため、貴社構内へ検査員の派遣が可能です。
必要な時に必要な人数を派遣しますので、採用や管理の手間を削減します。
例えば、検査機械の故障や老朽化など、突発的に委託での外観検査が必要になった場合もスムーズに対応します。



検査事例
アルマイト処理から外観目視検査を一貫対応し、コストの削減に貢献
- お客様の課題
- 光学部品の製造を行っているD社様。アルマイト後の製品を自社で受入れた後、また別の企業へ外観検査の依頼を行っておりましたが、(?)外注費や輸送費が高騰し、無駄なコストがかかっていることにお悩みでした。
- 課題解決の
ポイント - 春日井アルマイト工業では外観検査受託サービスを実施しているため、アルマイト処理後に、社内で2回の外観目視検査を行う(?)ことが可能です。
そのためお客様が外注に出していた検査工程を削減し、アルマイト処理から外観検査までの一貫対応をすることで、コストの削減に繋がりました。
外観検査専門のノウハウを継承
春日井アルマイト工業ではグループ会社に外観検査を専門に行う企業から継承したノウハウを活かして、外観検査の受託サービスを展開しています。外観検査サービスの概要については下記をご覧ください。
検査内容について
・外観検査装置でNG判定された物を再検査いたします。
・2025年に新設したクリーンルーム内での検査が可能です。
検査内容について
・プリント基板・電気で駆動するすべての基板
・瓶などの反射が激しいガラス製品
・その他、自動車・バイク・テレビ・冷蔵庫などに使用する部品
など、あらゆる製品
外観不良の種類
未着、穴詰まり、穴ズレ、穴バリ、断線、欠け、傷、打痕、変形、変色、ワレ、サビ、ピンホール、汚れ、異物、加工漏れ、ムラ等を発見します。
検査手順・体制について
検査機器の取扱い
作業教育に注力し、平均年齢35歳と若い人材が豊富ですが、社歴10年超のベテラン検査員も多く、検査機器の扱い能力を高く維持しています。
検査業務
取引先の要望を確実に応じるため管理体制を構築しています。他社や受注先ではできない、高精度の検査を実施する為の高性能の設備を確保し、受注先から信頼を得られるよう努力しています。
検査員・検査工程
監査マニュアルを作成し規定通りの検査を行うよう管理し、外見・目視の検査後、管理者が確認する体制を取り不良品流出を防止しています。

設備環境

外観検査装置
・350×450mmサイズまでの検査が可能です。
・肉眼で判断ができない不良を検出する事が可能です。
顕微鏡
・肉眼で判断ができない不良を検出する事が可能な顕微鏡です。
・精密部品・微小部品等の検査に適しております。
拡大鏡
・顕微鏡と比較して使用の簡便さと自由度があり、致命的な不良を瞬時に発見できます。
・どのような製品サイズにも対応可能です。
その他設備・備品
エアシャワー / エアーガン /卓上密封包装機 / 計量器 / マスク / 手袋 / 無塵服 / 15倍ル-ぺ / 反り矯正機 / 定温乾燥器/マイクロスコープ
クリーンルーム
2025年に新設したクリーンルームを完備しています。